眼球が自分の意思とは関係なく規則的に繰り返す往復運動のことを眼振(眼球振盪)といい、生理的なものと病的なものがあります。
眼の病気一覧
未熟児網膜症
網膜血管の成長が未熟なまま予定日よりも早く生まれた赤ちゃんは、網膜で血管が枝分かれしたり新たな血管が形成されたりと無秩序な発達を起こすことがあり、これを未熟児網膜症といいます。
鼻涙管閉塞
鼻涙管閉塞は涙嚢から鼻涙管にかけての涙道(涙の通り道)が閉塞することでおこる疾患で、常に眼脂が出る・涙が出る・潤んでしまうといった症状があります。
後部硝子体剥離
加齢により変質した硝子体が目の奥の網膜から離れていく状態を硝子体剥離といいます。
細菌性角膜炎
細菌性角膜炎とは、細菌が原因で起きる角膜の炎症のことで、症状として強い目の痛み、大量の涙や眼脂(目やに)が出るなどがあります。
フックス角膜内皮ジストロフィ
フックス角膜内皮ジストロフィとは、欧米で多くみられる角膜内皮細胞に異常をきたす遺伝性の疾患です。進行すると突起が増加し水疱性角膜症をきたします。
水疱性角膜症
水疱性角膜症とは、角膜内皮細胞の極度の減少により角膜に多量の水が溜まり、水疱ができる病気で、何らかの理由で角膜内皮が障害され、角膜内皮細胞の数が極端に減少することで生じます。
結膜弛緩
もともと眼球の上下左右の動きに耐えられるようにある、結膜のゆるみ(弛緩)が強くなった状態の結膜弛緩について。
網膜色素変性
網膜色素変性とは眼の中で光を感じる網膜に異常がみられる遺伝性の病気で、進行性の病気ですが進行は緩やかで数年あるいは数十年かけて進行します。
視神経炎
視神経炎とは、網膜が受けた視覚情報を脳に伝える神経である視神経の炎症により視機能障害を起こす病気です。