眼科で使われる言葉の意味「や・ら・わ」

眼科で使用される言葉や病名、目に関する部位の名称など、眼科で使われる言葉の意味を簡潔に説明しています。

言葉の意味

「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や・ら・わ」

「や・ら・わ」から始まる言葉

翼状片 (よくじょうへん)
結膜組織が黒目である角膜上に侵入してきてしまう病気。
翼状片について詳しく
ラセック (らせっく)
視力を矯正するための角膜屈折矯正手術のひとつ。
角膜屈折矯正手術について詳しく
乱視 (らんし)
角膜や水晶体が歪んでしまい、きれいなドーム型でなくなる事によって光の屈折がずれ、焦点を結ばない状態の事。
乱視について詳しく
流行性角結膜炎 (りゅうこいうせいかくけつまくえん)
アデノウイルスの感染によって起こる結膜炎の一種。
感染力が非常に高く、幼稚園や保育園、学校では出席停止の指示が出ます。「はやり眼」とも呼ばれ、1週間程潜伏した後に痒み、充血、目やに、涙、腫れといった眼症状、また耳の前にあるリンパ節の腫れが出てきます。
両眼視 (りょうがんし)
両方の眼で物を見た時に、その情報を脳内で1つにまとめる働きのこと。
両眼視の働きが不十分だと、物が二重に見えたり、立体感を得ることができなくなります。
緑内障 (りょくないしょう)
緑内障とは、高眼圧の為に視神経が障害され、視野欠損や視力低下といった症状が起こる病気です。
現時点では一度喪失してしまった視野を回復させることが困難な為、失明する危険性を強く伴います。
緑内障について詳しく
ReLEx Smile (りれっくすすまいる)
現在角膜屈折矯正手術の主流となっているLASIK(レーシック)とは異なる新しい手術技法で、第3世代の視力矯正手術とされています。
ReLEx Smile(リレックススマイル)について詳しく
涙液 (るいえき)
涙腺から分泌される体液のことで、眼の表面を保護している液のこと。
一般的に涙と呼ばれています。
涙小管 (るいしょうかん)
涙点から涙嚢へ続く細い管のこと。涙道の一部。
涙腺 (るいせん)
外眼角に位置する涙を分泌する腺のこと。
涙点 (るいてん)
眼の上下のまぶた内にある涙の流出口のこと。
涙点プラグ (るいてんぷらぐ)
プラグで涙の流出口である涙点を塞ぎ、眼に涙を溜めるドライアイ治療の一つです。
涙曩 (るいのう)
涙小管から流れてきた涙液が集まる部位。涙道の一部です。
涙曩ブジー (るいのうぶじー)
細い針金のようなものを鼻涙管に通して涙道をふさいでいる膜を破り、鼻涙管を開通させる手術
涙膜 (るいまく)
角膜の表面に涙が作る薄い膜のこと。油性膜・水様膜・粘液層の3層に分かれています。
レーシック (れーしっく)
視力を矯正するための角膜屈折矯正手術のひとつ。
角膜の表面を薄くスライスしたフラップを作ってめくり、めくれた部分(角膜実質層)の一部を削ることで角膜のカーブの緩急を変えて遠視や近視・乱視を矯正します。 レーシックについて詳しく
裂孔原生網膜剥離 (れっこうげんせいもうまくはくり)
網膜裂孔が原因で起こる病気。網膜剥離の中でも特に多く、強度近視の方に発症しやすいと言われてます。網膜に孔が開き、硝子体が液体化した水分がその中へ入り込むことで剥離が起こります。裂孔の位置・大きさ・入り込んだ水の量によって進行具合が異なってきます。
網膜剥離について詳しく
老視 (ろうし)
40代前後から始まり、眼のピント合わせをする水晶体の弾力性が低下して調節力が弱まることで、近いところが見えにくくなる状態のこと。老眼。
老視について詳しく